酒と映画とケンカの日々

日々の生活を趣味である酒や映画等の話題を織り交ぜながら綴りたいと思います
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手術を終えて 3

 手術前日に私と相方はちょっとした意思の疎通を欠き、険悪なムードになってしまいました。
私は、何とか私なりの気持ちを相方に伝えて、そして謝罪しました・・・。
しかし、いくら謝罪しても相方を私を見ず、言葉も発してはくれない。
私という存在を完璧に無視している。
どうして、そこまで残酷に正直に私に怒りを表現できるのだろう。
事は大切な大切な愛犬の命に関わる事だというのは私だって分かっているつもりだ。
だから、私は謝った。
でも、相方は私に謝る事さえ許してくれないのだ。
私は、一体相方の何なのか・・・。
なんでも言う事をニコニコ聞いていなければいけないのか。
相方が理想とする態度を私がしないから相方は私に頭に来るのか。
私は決めた。
愛犬の手術が無事終わったら、相方に愛犬を渡して私は家を出よう。
本当は愛犬を手放すなんて辛いが結局の所、愛犬は相方のものなのだ。
こんなに私は自分の気持ちを伝え、自分の態度を謝罪し、相方の言う通りにすると誓ったのに
相方は私を許さないのだ。
相方の側に私が居る資格も必要も無いではないか・・・。
私は!私は!と自分の態度を肯定しているようで情けないがその時は本当にそう思った。
出て行こうと・・・。
そして、手術当日の朝。
まだ、私と相方の態度はよそよそしい。
いよいよ私は家を出る決意が固まっていく。
もう、謝るのもいやになっていた。
謝って無視されるのはウンザリだった。
こんなに謝ってるのに・・・と思う自分にも腹が立つし。
卑屈になって、相方のご機嫌伺いばかりしたくなかった。
相方も大切な愛犬でのケンカだから、きっと私を許さないだろうとも思った。
さようなら、相方。
手術は必ず成功するよ、愛犬。
相方と愛犬よ、幸せであれ・・・。
真剣にそう思った。
そんな時に、
「昨日はごめん。今日は愛犬の事、よろしくお願いします。」
と予想もしない殊勝な言葉が相方から飛び出してきた。
バックに詰め込まれた愛犬は、何事が始まるのかとようやく今日の大変さに気付いたようにブルブルと震えていた手術当日の朝だったのでした。
つづく



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