5月4日の朝は、岩手県のとあるSAの駐車場で向かえました。
いや〜、車のシート(しかも軽自動車の)で寝るのは厳しいですね・・・。
体のあちこちが悲鳴を挙げています。
しかし、相方も私も気力は十分

今日は、岩手県を満喫するぞ

という事で、まず4日の最初の目的地は、小岩井牧場。
小岩井牧場って結構メジャーですよね。さぞかし、牛さん達が沢山いて美味しいミルクやアイスやチーズや、そしてお肉なんかも私達に提供してくれる事でしょう。
ワクワクしながら出発。
しかし、私達は完璧に忘れていた・・・世間も私達同様に連休中だという事を・・・。
混んでましたねぇ〜、牧場に着くまでの道のりもそして牧場そのものも。
牛より断然人のほうが多かった・・・。
何か、行くまでが楽しくて到着してみると既に気持ちの高まりはスッカリ収まってしまい、漠然と牧場内を彷徨っていた感じでした・・・。
きっと、あまりに混んでいて私達のテンションは下がってしまったのでしょう。
サンサンと輝く太陽の下を私と相方は干乾びた様に立ちすくんでいました。
「俺達は、牧場の様なアクティブな場所は合わないんだ。次は静かな場所に行こう」と相方からの提案。
「そうだね、文学の香りのする涼しそうな所に行こう」と私も同意。
という事で、岩手県の代表的な偉人、「宮沢賢治記念館」に出発。
宮沢賢治記念館もやはり混んではいましたが室内なので牧場より涼しいのが嬉しかった・・・。
到着して最初に相方が望んだのは宮沢賢治の何たるかを知る事ではなく冷たいドリンクを飲む事でした。

相方は、一度言い出したら聞かない人なので何が何でもドリンクを飲むのです。
さっさと館内の喫茶店にツカツカと入り、席に座って私を手招きしています・・・。
しょうがないので私はアイスコーヒー、相方はクリーム・ソーダを飲みました。
でも、さすが宮沢賢治記念館。グラスが星型でとてもキュートでした。
記念館は宮沢賢治の貴重な資料が沢山展示されており、見応えのあるものでした。
今更ながら、宮沢賢治の天才ぶりに感動。

私の大好きな詩のスタンプを思い出に貰いました。
この詩を常に胸に抱いて生き行きたいものです。
さて、そろそろ日が暮れて参りました。
「もうそろそろ帰ろうか・・・。今からだと家に着くの日付変わってるかもよ」と私が相方に言うと、
「今日は帰らない。今日もSAで野宿決行

」
な、何ですと

今日も車中泊ですか・・・。
相方は、一度言い出したら聞かない人です・・・。
まだまだ、旅はつづくのでした。
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